安達 真理
Mari Adachi
ヴィオラ|Viola
現在東京を拠点に、ソリスト、室内楽奏者として活躍するほか、国内オーケストラへも客演首席奏者として多数出演している。 東京、ウィーン、ローザンヌにてクラシック音楽の研鑽を積み、2013年からインスブルック交響楽団にて副首席奏者を2年間務めた。近年は、クラシック音楽にとどまらず、現代音楽、そしてポップミュージックまで、ジャンルを問わず積極的に活動の幅を広げている。 2019年には『熊本城ホール開業記念公演 Ryuichi Sakamoto Presents:Reconnect -熊本と東北をつなぐ-』の公演で、坂本龍一、藤原真理とピアノ・トリオを演奏。その模様はNHK-BSプレミアムで放送され、話題となった。 2016年より、パーヴォ・ヤルヴィ率いるエストニア・フェスティバル管弦楽団に参加しており、パルヌ音楽祭、BBCプロムス公演、ヨーロッパツアー、来日ツアーで演奏するほか、CDのレコーディングにも参加。来日ツアーでは、各地で行われた全てのプレコンサートにおいて、五嶋みどりとモーツァルトの二重奏曲を披露した。 2018年には自身初となるソロ・アルバム『Winterreise』をリリース。2019年には東京オペラシティ文化財団主催「B→C」に出演し、好評を得る。以降も精力的にヴィオラ・リサイタルを開催し、ユニークなプログラムでヴィオラの魅力を伝えている。 また、新進気鋭の次世代型アンサンブルEnsemble FOVEの創立メンバーとして、オリジナルプロジェクトに出演するほか、2019年にはEnsemble FOVE初のオリジナルアルバム『ZINGARO!!!』をリリース。また、米津玄師、宇多田ヒカルなどの楽曲にも演奏で参加している。 (敬称略)
©Shin Suzuki
