こんにちは!Todays Concert事務局です。いよいよ来週から梅雨入りと言われていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
Todays Concertがサービスの設立記念かつコロナ禍の実験として開催しているTodays Festival。しかし侮るなかれ、集結しているのはロマネコンティ(世界で最も高価で美味しいと言われるワイン)も顔負けレベルの素晴らしき若手演奏家達です。ジャンルも幅広く、端唄やお琴、アコーディオンからジャズ、クラシックまで豪華なラインナップ。7月まで全7弾を配信予定のTodays Festival、本日は、配信中の第3弾までの振り返りと、来る第4弾のラインナップをお届けします!
第一弾|多くのジャンルからはじめよう 20年5月11日~配信中
イタリア出身で、現在日本フィルハーモニー交響楽団のソロトランペッターを務める、オッタービアノさんのソロトランペットの演奏動画。テオ・シャルリエというベルギーのトランペット奏者・製作者が作曲した、故郷を彷彿とさせるエチュード。ソロ・トランペットを聴かれたことがない方にはぜひ最後までお聴きいただきたい、ここでしか視聴できない作品です。
ジャズアコーディオン、クラシックアコーディナ奏者の桐山ショウゴさんによる軽快な3曲。ボタンアコーディオンを自在に操るショウゴさんの演奏、必見です。
ジャズピアニストでシンガーソングライターの辻本真さんが演奏するのはガーシュインのSummer time とアイルランド民謡のDanny Boy。 ローズピアノ(Rhodes Piano、電気式鍵盤楽器。)で演奏される哀愁漂う作品をご堪能ください。
第二弾|西洋と日本の弦楽器から珠玉の演奏をー
20年5月18日~配信中
コントラバス(ダブルバス)を自在に操る地代所悠さん。クラシックからジャズ、ポップス他、どのジャンルにも自然とベース音を馴染ませまたたく間に主役にしてしまう、創造性溢れるアーティスト。作曲、撮影から演奏、編集まで全てが自作の“Calling”。イチオシです。
音楽ライターでラジオプレゼンターの松永さん、お忙しい日々の中で一際才能を光らせるのが、そう、江戸時代のJ―POP、端唄(はうた)です。三味線をベースに歌われる小作品の数々、松永さんの歌声にも注目です。
ヴァイオラ奏者の安達真理さん。ヴァイオリンやチェロとは異なる、深く温かい弦楽器の音色の魅力をじっくりと聴かせてくれます。他では演奏も公開もしていないというヘルマン協奏的練習曲からアンコール「鳥の唄」まで、今だから聞きたい、「平和」を感じる作品です。Todays Concertでしか聴けません!
お琴奏者の山水美樹さんの演奏動画。宮城道雄が、自身が伊勢神宮に参拝した際に五十鈴川の清らかな流れや神域の神々しさを感じて作曲した曲。目を閉じて聴くと、目の前に一気に初夏の五十鈴川の風景が爽やかに広がります。
第三弾|激熱クラシック!
20年6月1日~配信予定
本格的な夏を前に、クラシックもアツいです。
チェロ奏者の金子鈴太郎さん。こだわりのバッハの演奏を、当時使われていた羊の腸でできた弦を張ったバロックチェロと当時の弓を使って演奏します。こんなにもアツいバッハは後にも先にもここでしか聴けません。
20代トップを走る8名の若手弦楽奏者が集結した、ラ・ルーチェ弦楽八重奏団。「『今』だからできる音楽を全力で表現する」、をコンセプトに活動する彼らによる、時空を超えた多重録音演奏動画です。離れて収録したとは思えない臨場感をお届けします。
現在ドイツはライプツィヒで研鑽を積む、ピアニストの江崎萌子さん。彼女の艶やかかつ力強い演奏は、この世代のピアニストには珍しくとても魅惑的。ぜひ耳をすませて、目を閉じてお聴きください。
東京と欧州をまたにかけ活動するヴァイオリニストの鈴木舞さん。ヴァイオリンという楽器そのものの魅力を解説付きでお届け。山田耕作作品やパガニーニの演奏も必聴です。
今を輝くフルート奏者の梶原さんが、バスフルートで自作の作品を演奏します。通常イメージされるフルートとはちょっと異なる音色。ぜひともご覧あれ。
クラシックから現代音楽、ポップスまで幅広く演奏するヴァイオリニストの尾池亜美さんのドビュッシー。パワフルかつ繊細な彼女の演奏スタイルは尾池さんの特徴とも言えます。素敵です。
第3弾までのTodays Festival。演奏家の思いが詰まった、ジューシーな作品群です。ぜひご視聴逃しなく!
次回ラインナップ
第四弾|"新"&"鮮"
20年6月12日~配信予定
Japanese Flute, 尺八 工藤 煉山
Lenzan Kudo
Guitar
秋田 勇魚
Isana Akita
Violin
吉田 篤貴
Atsuki Yoshida
Piano
吉田 朝子
Asako Yoshida
ザ・ベスト・オブ20代ギタリストの秋田勇魚さん。ポップス、ジャズ、タンゴ、ジプシーなど様々なジャンルを行き来する自由なスタイルで活動を広げるヴァイオリニスト吉田篤貴さん。ソロやアンサンブルでの演奏活動を行い、札幌交響楽団の客演も務める他、ダンスやジャズとの共演などこれまでにない新たな形での表現にも力を入れるピアニストの吉田朝子さん。そして!!!!坂本龍一さんとも共演を行う尺八奏者の工藤煉山さんがご登場!乞うご期待!!!
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